猫を飼うときに準備しておきたいものは何?
キャリーバッグ
まず猫ちゃんを連れてくるために、キャリーバッグが必要です。
一緒に外出するときはもちろん、急に体調が悪くなって病院へ行くこともあることも想定し、丈夫なものを選びましょう。また、成長したときのことも考えて大き目のサイズを選ぶとよいでしょう。トートバッグ、リュック型、いろんなタイプがありますが、猫ちゃんが逃げてしまわないようなつくりになっていることも大切です。
ケージ
猫をお家にお迎えする前にまずは、いちばん最初に子猫ちゃんがゆっくりリラックスして安心して休めるお部屋を作ってあげましょう。来客時やお掃除のときも入っていてもらうと安心ですね。また、ケージに入れておく習慣をつけておくと旅行の際に預けるペット用ホテルや動物病院でもケージに入れられるので、慣れておくとストレスが軽減されることでしょう。
すぐにケージが用意できない場合は段ボール等で簡易的なお家を作ってあげるのもいいですね。
トイレ
猫ちゃんのトイレは、トイレ本体と「猫砂」が必要です。
いろんな形がありますが、広さは猫ちゃんの体長の1.5倍くらいの広さは必要です。
砂は固まるもの、人間のトイレに流せるものがあります。
また子猫は間違って砂を食べてしまわないように
紙タイプがおすすめです。 スコップもあるとよいでしょう。
猫ちゃんのトイレは環境も大切です。他の匂いを避けられる静かで落ち着いた場所で用を足したいのです。トイレを嫌がると排泄を我慢してしまい、膀胱炎や尿路感染症のリスクが高まるので、要注意です。
猫はトイレの場所を割と簡単に覚えます。トイレのサインは、鼻を床につけて嗅ぎ回ったり、すすり泣きを始めたりしたときです。すぐにトイレに誘導してあげてください。
トイレの砂はこまめに取り替えてください。猫ちゃんはとってもきれい好きなんです
食器
キャットフードを入れる食器や水入れは、ヒゲに当たらないように底が浅く口径が広いもの、ふちがあり、ぐらつかないある程度重さのある安定感のあるものを選びましょう。猫ちゃんは舌ですくいとって食べるのでふちがないと食べ散らかす原因にもなります。またある程度重さがないとひっくり返したり食器が移動したりします。
ペットショップに売っているもの以外でも、家庭用の食器を使うことも可能です。
キャットフード
肉食動物である猫は動物性タンパク質を好み、その味覚は良質なタンパク質を見分ける能力が高いと言われています。キャットフードを選ぶ際には、主原料(最も多く使用されている原材料)が肉または魚であることが重要です。ドライタイプ、ウエットタイプなどありますので味、大きさ、好みもありますので、栄養バランスを考えて選んであげてください。
また胃の中にたまった毛玉排出、胃もたれ解消のためにも「猫草」もあるといいですね。
ベッド
可能であればベッドを用意してあげるとよいでしょう。猫ちゃんが安心できるパーソナルスペースを提供するためです。
日当たりのいい場所、人間の視線が気にならない棚の上など、猫の好みを探しつつ、いろいろな場所に猫ベッドを置いてみてください。夏は涼しい素材、冬はフリース素材など、季節によって使い分けると、洗濯もできますね。
爪とぎ
段ボール、カーペット、綿、麻などの素材の爪とぎがあります。
猫にとっては爪とぎはマーキング行為の一種です。部屋の家具や壁などで爪とぎをされるのを防止できます。傷「爪とぎ板」を用意してあげましょう。
おもちゃ
狩猟本能がある猫は「狩りごっこ」が大好き。猫じゃらしは昆虫や小動物に似せたもの、羽タイプなどさまざまなタイプがあります。
猫じゃらしで遊ぶときは、できるだけリアルな動きをさせることがポイントです。バッタやカエルのように不規則に跳ねさせたり、弱い獲物のようにゆっくりくねらせるのもいいですね。
ブラシ
猫は自分で毛づくろいをして体を清潔に保っているのですが、舐めたときに毛やほこりなどが体内に入り、体内で毛玉となって吐き出すという行為を行います。ブラッシングをして抜け毛を取ってあげましょう。
ブラッシングには体を清潔にすること以外に、血行促進、代謝を促す効果もあります。
猫ちゃんによってはブラッシングが苦手な子もいるようですが、ブラシの質感や種類を変えてみると気に入る子もいます。子ねこのうちから慣れさせてあげると割と好きになりやすいかもしれませんね!
ブラシは猫ちゃんの毛の長さによって使用するものを選びましょう。短毛種の子には地肌に当たっても痛くないラバーブラシやコーム、長毛種の猫ちゃんにはピンブラシやスリッカーブラシがおすすめです。
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